
レースでは、試走のようにいかない、試走タイム通りにならないな
こんな疑問に答えます。
なぜ、試走タイムが良いのにレースでダメなのかオートレースの結果が試走タイム通りにならない3つの理由を解説します!オートレースの試走でわかっている、すべてを全力で伝えます。
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オートレースの結果が試走タイム通りにならない3つの理由
試走タイムは、選手がどれくらいのタイムでゴールするかを確認できたり、他の選手との比較をしたりできる大切な数値です。
試走タイムが発表されたら、各選手が試走タイム通りのレースができるのかを判断する必要があります。なぜなら、スタートが遅かったり、選手を抜けなかったり、タイヤがダメだったりと試走タイム通りにはならない要素があるからです。
「試走タイムが良いのに車券内にこないとき」
1.スタートで出れなかった(スタートの失敗や周りのスタートが速くて前にいけなかった、フライングを切ってしまい2回目出遅れた)
2.前の選手を抜けない
3.タイヤが滑る(試走でタイヤが終わっていた、タイヤが合っていない)
スタートで出れなかった
同じスタートラインに並ぶ選手はランキングも比較的近いです。そのため、スタートで出遅れたりやミス、タイヤが空回ったりして後手を踏んでしまうと展開が厳しくなり試走タイム通りのレースができません。
また、スタート巧者に先に出られても同じことになります。
前の選手を抜けない
前の選手を抜けない。車速差があればみんなが前を追っかけて追い越せるわけではなくて、技術のある選手しか抜けません。
また技術の高い選手以外は、※抜ける体勢に入らないと前の選手を抜けないので、抜くまでに時間がかかってしまいレースが試走タイム通りになりません。
※抜ける体勢:インコース側から抜くのが得意な選手や、アウトコース側から抜くのが得意な選手がいます。
タイヤが滑る
競走車のタイヤはめちゃくちゃ重要です。(※タイヤが滑ると車速は落ちます)タイヤの良し悪しはそのままレースの結果に繋がります。
タイヤの消耗度合いによってレースで結果がでないときがあります。
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試走タイムから競走タイムを予測する方法
試走タイムと良走路偏差差を計算すればある程度の競走タイムを予測できます。
予測ゴールタイムは3.50です。
計算式:3.40+0.100=3.500秒/100m
試走タイムとハンデの関係は、ハンデが10m下がるごとに0.01を足してください。
予測ゴールタイムは3.50です。
計算式:3.36+0.100+0.04=3.500秒/100m
つまり、ハンデなしの選手とハンデ40の選手が同じタイミングでゴールする計算になります。
試走タイムと良走路偏差だけで計算してはいけないケース
最近の本走は、3.402~3.435で走っている。
過去に3.400以下で走ったことはない。
当日の試走タイムは3.29
良走路偏差は0063となっているので想定される競走タイムは3.353(3.29+0.063)
3.353で走ることは非常に考えにくい(可能性は0ではないのですが、ほぼ出せないタイムと言えるでしょう)ので、良走路偏差通りにならないと予測できます。
良走路偏差が120、130の選手が前目のインコースで出走するときは数値を20、30削るといいですよ
試走3.35試走偏差0120から20引くと次のような計算になります。
3.35+0.12-0.02=3.36
なぜ、20,30引くかというと前目(ハンデ10のインコースやハンデなしのとき)だと抜く選手がいなくなるので引いたほうが計算が合います。
まとめ
オートレースの結果が試走タイム通りにならない3つの理由は、
- スタートで出れなかった(スタートの失敗や周りのスタートが速くて前にいけなかった、フライングを切ってしまい2回目出遅れた)
- 前の選手を抜けない
- タイヤが滑る(試走でタイヤが終わっていた、タイヤが合っていない)
試走タイムが良くてもスタート直後の展開で、状況はかわってきます。展開が悪くなれば試走タイム通りの競争ができません。スタート予想では、横や後ろにスタートの速い選手がいないかをチェックしましょう。
抜ける選手なのかという特徴を知ることで、試走通りにレースができるかがわかってきます。選手の特徴をつかんでみてください。