12月21日の浜松オートレース場で開催されたレースは8枠が全て勝ちました(不成立レースを除く)。
ここでは、オートレースをはじめたばかりの人に、浜松で勝利した8枠の選手の勝ちきった共通点を3つ、勝つ条件が整っていた3つの理由を紹介します。
最重ハン最後方の位置から勝てる選手を覚えて車券に生かしていきましょう。
オートレースの8枠選手
8枠選手の3つの共通点
スタートが速い
持ちタイムが速い(競走タイム)
捌く腕がある
8枠選手の勝つ条件が整っていた3つの理由
前日の出走表をみてすぐに8号車祭りが起こることが予想できました。オートレースを見てきた人なら皆さんが感じていると思います。
1つ目の理由は、同じレースに出場する他の7名と比較して力が抜けていたからです。
2つ目の理由は、前目の選手に持ちタイム(競走タイム)の速い選手がいない。
3つ目の理由は、気温が低く(当日の走路温度20℃前後)走路が食い付くことが予測できたからです。
この3つの共通点と3つの理由がレース前に8枠が全て勝つと感じたポイントになります。
この日に勝ち切った11名の8枠選手と不成立レースの1名(不成立になる前に8枠は先頭でした)合計12名。
吉原恭佑選手
前節のG1スピード王決定戦で調子が上がって来たのがわかりました。スタートの切れが良く後ろからでも捌いて上がれる選手です。
松山茂靖選手
良走路の試走偏差の数値が小さい選手。レースにムラがあるので、試走の状態をチェックする必要があります。
中村友和選手
走路温度が高いときは、勝ちきれないところがありました。しかし、走路温度が下がってきた冬はいい走りを見せています。
佐藤貴也選手
現行ランクNo.2。レース道中、前の車の車速が落ちて一瞬ひやっとしました。テクニックとトップクラスのスタート力が持ち味です。現在のスタートの状態が少し気になります。次節のSGトライアルはオープン戦なので、どうでしょうか。今節スタートの状態をチェックしてみてください。
渡辺篤選手
スピードレースが持ち味です。インが詰ってもアウトコースを使って捲くって前へ上がっていきます。近況の成績も良く5節中4節で優勝戦までは勝ち上がっています。
伊藤信夫選手
近況調子がいいです。スピードを保ちながらインアウトを使って前を捌く選手です。
木村武之選手
自在の選手。スタートが速く、スピードがあり、前の選手を捌く腕も申し分ありません。今回紹介する12名の中で力は上位です。
早川清太郎選手
自在の選手。スタートが速く(ムラ)、スピードがあり、前の選手を捌く腕も申し分ありません。今回紹介する12名の中で追う力はトップクラスです。
金子大輔選手
自在の選手。スタートが速く(ムラ)、スピードがあり、前の選手を捌く腕も申し分ありません。今回紹介する12名の中で力は上位です。
中村雅人選手
自在の選手。スタート普通、スピードがあり、前の選手捌く腕も申し分ありません。新車に換えてからの動きが凄い。今回紹介する12名の中で力は上位、状況判断、捌きはトップクラスです。
鈴木圭一郎選手
スタート速攻が得意。車速を生かして抜きます。現行ランクNo.1。12月21日の競走タイムは3.325秒/mで自己ベストを更新しました。この日、同じ40線からスタートした選手で次に速かったのが3.360秒/100mの競走タイムです。比較したら、ゴール線で約30mくらいの車差になりました。
オートレースの8枠が全て勝ちきった日を振り返って
試走前の予想
全レースで8枠が来るか?の予想で難しかったレースは2R松山茂靖選手のレースのみでした。なぜかというと、走りにムラが出る頻度が高いからです。
試走後の予想
全8枠の選手は、冷えた走路で試走タイムが出ていたので8軸の相手選びという日になりました。
チェック
相手比較なら11Rの中村雅人選手のレースが考えられていたと感じています。軽ハンにスタートのいい選手、中間にインコース、アウトコースの選手、そして同ハンにスタート力No.1で、近況乗れている鈴木宏和選手。
個人的には、現在の中村雅人選手(絶好調)にはちょうどいいメンバー構成と思っていました。
まとめ
勝ちきれる8枠選手の共通点
- スタートが速い
- 持ちタイムが速い(競走タイム)
- 捌く腕がある
勝つ条件が整っていた理由
- 同じレースに出場する他の7名と比較して力が抜けていた
- 前目の選手に持ちタイム(競走タイム)の速い選手がいない
- 気温が低く(当日の走路温度20℃前後)走路が食い付く
オートレースで8枠が勝ちきれるか?と迷ったらこれらを意識して車券を考えてみてください。
最後までありがとうございました。